自死遺族のための電話相談窓口一覧。気持ちを聞いてもらうことが、支えになる。

  1. 自死遺族として
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大切な人を亡くした遺族の気持ち

大切な人を亡くすことは、人生の中でも最も辛く悲しいことです。私たちは様々な感情を抱き、心や身体にも様々な変化が現れます。そして、死別による喪失感は誰もが経験することにも関わらず、その背景、要因、プロセスによって悲しみのとらえ方は一人一人まるで異なります。

「置き去りにされた気がする」

「自分は何もできなかった、という無力感に襲われる」

「自分も死んでしまいたい、と思う」

「自分が悪かったのではないか」

「亡くなった人のことを恨んでしまう」

「亡くなったことが現実だと思えない」

「自分だけ生きていて申し訳ない」

「自死(自殺)のことを誰にも言えない、知られたくない」

「なぜ死んでしまったのか分からない」

「眠れない、疲れやすい」

「悲しいはずなのにホッとした気持ちになり、戸惑ってしまう」

「食欲がない、逆に、食べても満足できない」

「誰とも会いたくない」


東京都福祉保健局のパンフレット「大切な方を突然亡くされた方へ」より

心が消耗している時に、電話で話を聞いてもらうことが、支えになることもあります。自死遺族の方向けに、電話相談をされている団体を紹介します。

全国自死遺族総合支援センター「グリーフサポートリンク」

自死遺族相談ダイヤル 03-3261-4350( 毎週木曜日 11:00~19:00 )

『全国自死遺族総合支援センター』は、自死・自殺で身近な人、大切な人を亡くした人が、偏見にさらされることなく悲しみと向き合い、必要かつ適切な支援を受けながら、その人らしい生き方を再構築できるように、総合的な遺族支援の拡充をはかり、もって誰にとっても生き心地のよい社会の実現に寄与することを目的として2008年に設立された特定非営利活動法人です。


当センターでは、身近な人(親族をはじめ恋人、職場の同僚、級友等々)を自死・自殺で亡くした方のための電話相談を毎週木曜日に行っています。訓練を受けた相談員が、苦しみや悲しみなどじっくりお話をうかがいます。日々の生活でお困りのことがあれば、専門機関と連携しながらどのような対処ができるか、ご一緒に考えたいと思います。


https://www.izoku-center.or.jp/soudan.html

NPO法人「グリーフケア・サポートプラザ」

自死遺族傾聴電話(悲しみの傾聴)03-3796-5453( 毎週火曜日、木曜日、土曜日 10:00~18:00)

誰かにこのつらい気持ちを安心して話したい、聴いてもらいたい。
顔も知られず、名前も伝えなくてよい。
外に出る気力がなくても家からでもかけられる。
まずはそんな気持ちをお電話でお話されてみませんか。
自死遺族の方々の悲嘆を電話で傾聴し、その悲しみ、苦しみの受け皿となります。


https://www.jishi-griefcare.org/

NPO法人 After the Rain〜自死で遺されたあなたへ〜

自死で遺された方専用無料夜間電話相談 0570-017-222( 毎週火曜日 22:00〜翌朝4:00まで)

After the Rainでは、自死で大切な人を亡くされた方専用の電話相談を行っています。自死遺族だけに限らず、大切な友達,恋人、同僚、同級生など、自死で遺されてしまった全ての方からのご相談をお受けしています。
After the Rainの電話相談員は、専門家や長年に渡り経験を積んだ相談員、自死による死別体験を持つ相談員、また十分な研修を受けて相談員として認定された会員等により構成されています。


お話しいただいた内容は、全て秘密厳守で、お名前などの個人情報も一切伺いませんので、どうぞ安心してお電話ください。一人になるとふと気持ちが溢れたり、孤独を感じやすい夜〜翌朝までの電話相談を受け付けています。学校やお仕事で日中はお忙しい方も、夜間ゆっくり想いをお話しください。


https://aftertherain-japan.org/

自死遺族支援弁護団

全国自死遺族法律相談ホットライン 050-3786-1980 (毎週水曜日 12:00~15:00)

大切な人を自死で亡くされた遺族の方々は、強い心理的ダメージに加えて、自死した家族が抱えていた法律問題(負債、過労、事業不振、自死によって発生した損害賠償義務など)と、遺族固有の法律問題(相続、保証、労災、生命保険の不払いなど)の両方を抱えてしまう場合があります。大切な人の死を周囲の人とともに受容し、その後の人生を平穏に暮らしていくという遺族にとって大変重要な時期に、自死を理由とするこれらの法律問題が大きな重荷になることは少なくありません。


しかし、これまで、このような遺族の方々が置かれた状況に配慮しながら、複雑な法律問題を総合的に解決するための弁護団は存在しませんでした。そこで、当弁護団は、NPOや行政などと連携をとりながら、遺族の方々に対する法的支援を行うことを目的として、平成22年12月に結成されました。


http://www.jishiizoku-law.org/index.html

こころの健康相談統一ダイヤル

こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ)

平成20年9月10日より、都道府県・政令指定都市が実施している「心の健康電話相談」等の公的な電話相談事業に全国共通の電話番号を設定する「こころの健康相談統一ダイヤル」の運用を行っています。

1.各都道府県・政令指定都市が実施している「心の健康電話相談」等の公的な電話相談事業に全国共通の電話番号を設定することにより、全国どこからでも共通の電話番号に電話すれば、電話をかけた所在地の公的な相談機関に接続されます。
(自殺予防週間(毎年9月10日から16日)及び自殺対策強化月間(毎年3月)の期間中は、御相談が集中するため、お電話がつながりにくい場合もございます。)
2.平成31年4月現在、全都道府県と政令指定都市(札幌市、さいたま市、川崎市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、熊本市)に共通の電話番号を設定しています。
※新潟市、名古屋市、静岡市、浜松市、広島市については県で一括実施。
3.相談に対応する曜日・時間は都道府県・政令指定都市によって異なります。相談窓口の受付日時は、以下の表をご覧ください。

厚生労働省 自殺対策>電話相談

いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)

0570-783-556(ナビダイヤル) または 03-6634-2556(通話料有料) 10:00~22:00

「いのちの電話」の活動は、1953年に英国のロンドンで開始された自殺予防のための電話相談に端を発しています。 「いのちの電話」は、さまざまな問題をかかえて孤独と不安に苦しみ、悩み、生きる力を失いかけている人々に、「電話」を通して対話することにより、生きる意欲を自ら見い出せるように心の支えになることを願うボランティア活動です。 電話相談員は研修を受けたボランティアたちです。


https://www.inochinodenwa.org/

いのちの電話は、自殺予防の観点から設立されたため、直接自死遺族の支援団体ではないかもしれません。ですが、いのちの電話の中でも地域によって自死遺族支援を行っている団体があるためご紹介します。

まとめ

相談しても解決しないとか、電話を掛けるハードルが高いとか、色々なお声もあると思います。それでも、悲しみは悲しみのまま、誰かに気持ちを伝えて、その気持ちをまるごと受け入れて聞いてもらうことで、張りつめた心をふっとゆるめる時間が持てるような気がします。

一人で悲しみや葛藤を心に抱えたまま過ごしている自死遺族の方は多いと思います。もし誰かと話してみたいと思ったら、全国にこんなにも多くのサポートがあります。辛い時に手を差し伸べて、助けてくれる人がいること、知ってもらえたら嬉しいです。

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Rのために@自死遺族裁判中

妹を自殺で亡くした自死遺族です。妹を自殺に追い込んだ相手に対し裁判中。お問い合わせはrnotameni (at mark) yahoo.co.jp かTwitterのDMまで。

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