娘を亡くした父母の思いと、自殺理由を被告本人に尋ねず因果関係は否定する相手弁護士(裁判8回目)

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2019年12月13日午後15時00分、東京地裁の12階民事第49部にて弁論準備(8回目の裁判)が行われました。

裁判官からは「もし裁判所を介して被告に伝えるべきこと、伝わればいいなと思うことがあれば教えて欲しい」と尋ねられました。もちろん、何かが起こるかもしれないし、起こらないかもしれないですが、と。

娘を亡くした父親として、問いたい責任

「夫として、やったことに対する責任の取り方を聞きたい。後悔はあるかもしれないが、その後どういう責任を行うのか。その後、妻への供養、義理の父母への謝罪。きちんとした謝罪をまだ聞いていない。葬儀の時に頭を下げられただけ。この後、どうしていこうと考えているのか問いたい。」

娘を亡くした母親として、尋ねたいこと。誤解?誠意?

「1点目は、娘が亡くなったすぐ後に相手弁護士から書面をいただいた。その際に、”両親は誤解をしている”という発言があった。両親が思っておられることと、事実は違うと。そのことが凄く心にひっかかっている。娘はまるで事実を誤解して亡くなったと言わんばかりの発言だった。」

「娘が亡くなったショックに、さらに追い打ちをかけるような相手弁護士の言葉。事実は違います、誤解をなさっていますと仰るならば、何が誤解なのかを明らかにしていただきたい。」

「2点目は、加害者側が日を送ることで精一杯だからと、急遽取りやめとなった四十九日をはじめ、ただの一度も電話なく、お供えもなく、何事もなかったかのように過ぎていく日々のこと。通常、葬儀で終わりではないと考える。初七日から始まる四十九日、初盆、命日の供養。ただの一度もご連絡ない。誠意を感じることができない。」

「最大の誠意を示しました。」と相手弁護士は仰った。

「最大の誠意とは、何なんだろうか。私たちは何の誠意も感じていない。主人も申し上げた、夫としての責任。妻の供養についてどう考えているのか。何をもって最大の誠意と考えているのか、松井弁護士の口から出たのは「相続放棄したことである」娘が遺言書に書き記したことが、最大の誠意と言う、意味が分からない。他はもうない、と感じられる発言だからです。その真意をお尋ねしていただけたらと思います。」

「娘の遺影、位牌も突き返されてきた。何も手元にないなかで、一体、どうやって供養されるのか。供養するお気持ちがないのかな、と感じております。」

「また、2人(娘と夫)の元勤務先の上司が、(葬儀の時には連絡してくれなかったので)被告S氏の実家のほうに線香をあげに行きたいとお電話をされたが、S氏側から”今はとても精神状態が不安定なので、来ていただいても困る”と断られたとのこと。時期が経てばご連絡をくださいね、とお伝えくださったようなのですが、その後全くご連絡はなく、結果的にはS氏の実家へお参りすることができなかったとも伺っております。」

妹を亡くしたきょうだいとして、本人尋問の実施を求める

「1つ目は、本人尋問の実施。必ずお願いしたい。向き合ってもらいたい。裁判の準備書面を見ても、妹の名前すら間違っており、被告本人が目を通していないのは明らか。お金だけ支払って、あとは弁護士に丸投げ。本人尋問は、いま妹に向き合う唯一の手段だと思います。」

「2つ目は、事実関係の確認。不倫と自殺の因果関係がないなら、承認する必要すらないというお立場なので、本人尋問で自ら事実を明らかにしていただくことが、向き合う最低限と思います。」

なぜ妹が自殺したのか、本人と話してすらない相手弁護士

同じ部屋で、原告側と被告側はそれぞれ入れ替わり交互に裁判官と話すので(原告側が裁判官と話すときは一方が退席)、上記の回答を一部その場でいただきました。

裁判官「両親へ向けた「誤解があった」という発言は、相手弁護士の記憶にないという話でした。実は、妹さんがなぜ自ら命を絶ってしまったのか、というやり取りを被告本人としてないんだそうです。やり取りがないので、代理人の立場として、その発言はするはずがないと答えられていました。なので、そこから話は進みませんでした。前提が違うので持ち帰れないということで…。」

質問すらしてないの!!!と心の中で叫びました。ちょっと待ってください、妹の自殺と被告の不倫との因果関係を否定しておいて、じゃあなぜ妹が自殺したのかという問いについて、確認してませんて、論理が破綻してるじゃないですか。

裁判官「最大の誠意についても、発言自体、認識していないか、覚えてないということでした。」

遺族の心をこれ以上ないほど傷つけた言葉を、言ってません、記憶にありません、で全て語られる、相手弁護士も含めて誠意の欠片も感じられませんでした。

被告本人を裁判所に来させるために、練られる様々な対策

裁判官「裁判所としては、代理人ではなく、なるべくご本人に確認したい。代理人が聞いていないなら、本人しか分かりえない。その中で、代理人が記憶にないのなら、この状態が続くのは意味がない。」

次回は、本人を裁判所に来させるために、極力プレッシャーを与えないよう我々原告側は裁判所に来ないことになりました。妹を殺された側が、なぜここまで配慮しなければならないのかという気持ちももちろんありますが。

果たして本人が来るかどうか、2020年1月をじっと待つこととなりました。

もう誰ひとり不倫に苦しむ人も
自殺に追い込まれる人もいてほしくない!

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Rのために@自死遺族裁判中

妹を自殺で亡くした自死遺族です。妹を自殺に追い込んだ相手に対し裁判中。お問い合わせはrnotameni (at mark) yahoo.co.jp かTwitterのDMまで。

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