妹が残したメモに書かれた不倫の証拠を提出後の第3回口頭弁論(裁判3回目)

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令和元年5月31日午前11時30分、東京地方裁判所の520号法廷にて第3回口頭弁論が行われました。

時間になっても相手弁護士が現れず、書記官の方が「10分ほど遅れられるそうです」と仰いました。相手弁護士が来なければ始まらないので、一旦裁判官は法廷を退出。しばらくして相手弁護士が入って来られました。遅刻にも関わらず、お詫びの言葉もありません。

裁判に毎回遅刻、お詫びの言葉もないことに、弁護士である前に同じ社会人として良い印象を持ちませんでした。とは言え、不特定多数の女性との身勝手な不倫で妻を自殺に追い込んだ夫の弁護に対し、やる気があふれる弁護士などいないとは察しますが。この相手弁護士の態度を受けて、その場にいた関係者全員の心象が悪いのは間違いありません。

妹が残したメモに書かれた不貞行為の詳細

裁判官「準備書面をいただいています。これを陳述ですね。」

我々の弁護士「はい。」

今回我々が提示した準備書面のひとつめは、妹が残していたメモです。なぜなら、妹の夫側は、不貞行為があったことは認めたものの、その期間、内容を全て否認しているからです。従って、妹が不貞行為について夫に問いただした際、夫の言ったことを妹が全て記録したメモを証拠として提示しました。

「10前後 おんないる」から始まるメモには、不貞行為を行っていた女性の名前とその内容、浮気を知っている元同僚や友人の名前、全て書かれていました。

そのメモからは、大学時代からナンパをした女性とその日のうちに性交渉を持っていたこと、不倫相手の候補となる女性を探し出し、肉体関係に持ち込み、セフレとして一定数の女性をキープし続けていたという一連の行動が分かります。

自殺との相当因果関係を認める判例

合わせて、もうひとつはパワハラ自殺訴訟の判決の写しを証拠として提示しました。自殺の損害賠償請求として、相当因果関係が認められた判例です。

いじめ、パワハラによる自殺は長い間、自殺との相当因果関係が認められていませんでした。しかし昨今、 それらが悪質かつ重大である場合には、いじめやパワハラ行為自体が被害者の心身に重大な被害をもたらすものであるとして、相当因果関係を認める判例が増えています。

一般人の我々が持つ日常感覚や常識といったものが、司法に反映されてきているように思います。遺族の我々から見れば、夫の悪質で重大な不倫が原因で、妹が自殺したことは明らかなのですから。

人を殺せば当然罪になります。一方で、人を自殺に追い込むことに対しては何の罪も存在しません。人を自殺に追い込んだ人物が何事もなかったかのように暮らせる社会が、果たして法治国家として誰もが安心して生きていける世の中なのか疑問です。

事実を否定し続ける夫への求釈明

妹の遺書があって、証拠のメモがあって、事実を否定し続ける夫。

「そうであれば、被告は、被告が行った不貞行為がどのようなものであったと主張するのか、具体的に明らかにされたい。」これが今回の我々の求釈明(説明を求める内容の意)です。

次回は令和元年(2019年)6月28日午前11時30分から、東京地方裁判所の520号法廷にて第4回口頭弁論が行われます。

もう誰ひとり不倫に苦しむ人も
自殺に追い込まれる人もいてほしくない!

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Rのために@自死遺族裁判中

妹を自殺で亡くした自死遺族です。妹を自殺に追い込んだ相手に対し裁判中。お問い合わせはrnotameni (at mark) yahoo.co.jp かTwitterのDMまで。

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